当店で取り扱っているアングロ・コンサーティーナの「Wren」と「Swan」が入荷しました。
今回入荷分より、改良が確認できたので、こちらでご紹介します。
Swanコンサーティーナ
Swanコンサーティーナの改良点は、ボタン(キー)が横ぶれしないようにつけられた木製パネルが、これまではカバー側につけられていたのに対して、新しいものにはアクション・ボックス側につけられている点です。
このパネルをアクション・ボックス側につけたことにより、カバーを戻す際にボタンをボタン孔に通すのが断然ラクになりました。
これまでは15(または16)のボタンをボタン孔に間違いなく通すためにお箸などの細長いツールでボタンの位置を調整してカバーを合わせなくてはいけませんでしたが、すぐにカバーを取り付けられます。
他の利点としておそらく、木製パネルが屋根のようにアームの可動範囲を決めているために、ボタンの高さが揃う、アームが一定の高さ以上に上がらない、といった効果があるのではないかと考えられます。
Wrenコンサーティーナ
Wrenにはたくさんの改良が加えられました。
・ボタン色が白色から黒色になりました
・ロゴの部品が付きました
・蛇腹のガセット(柔らかい部分)が白色から黒色になりました。
・ハンドストラップが幅広になり、金具を通すことで引っ張りに強くなりました。
・ボタンが深く押せないように、左右それぞれ1列のみアームの下にクッションが取り付けられました。
これにより、ボタンが戻らないトラブルに一定の効果があると思われます。