McNeelaコンサーティーナの機種名は”鳥の名前”!

ライター:丸山:SNS・ブログ運用 & 東京ひばりヶ丘店 店長

いつもお世話になっております、東京ひばりが丘店の丸山です。

かわいいフォルムに軽やかな音色で人気のコンサーティーナ

ケルトの笛屋さんでは、主にMcNeela社製のコンサーティーナを取り扱っています。

数種類の機種がありますが、鳥の名前がつけられていることをご存知でしょうか?。

今回は、機種名の由来になった鳥についてご紹介します!

Wren


McNeela コンサーティーナ Wren 2

リーズナブルな価格で初心者向けのWrenレン

昨年に改良されWren2に生まれ変わりました。

Wrenとは「ミソサザイ」という鳥のこと(味噌サザエではありません)で、世界各地の伝説や神話によく登場する「鳥の王様」の異名を持つ鳥なんです。

その一方で、不吉な伝説にもたくさん登場するちょっとかわいそうな鳥でもあります。

アイルランドでは、クリスマスの翌日を「聖ステファノの日」通称「ミソサザイの日」として祝日になっています。

詳細は下記記事にてご紹介していますのでぜひご覧ください。

ケルトな年末年始「聖ステファノさんの日」

Swan


McNeela コンサーティーナ New Swan

Swanスワンはもちろん白鳥のこと。

アイルランドでは白鳥はとても身近な存在で、様々な神話や昔話に登場します。

また、冬になるとダブリンなどで白鳥の姿を見ることができます。

ちなみに私の実家(新潟)にも、冬になると白鳥が襲来してきます。

朝っぱらから鳴き声が結構うるさいです。

Phoenix


McNeela コンサーティーナ Phoenix

Phoenixフェニックスといえば、誰もが知っている伝説上の生き物「不死鳥」ですね!

火の鳥とも呼ばれることもあるフェニックスですが、寿命を迎えると燃え盛る炎の中に飛び込んで死に、その後蘇るのだそうです。

不死身というわけでは無いのですね。

ちなみに混同されがちな鳳凰や朱雀、ガルーダとは別の存在との噂です。

Curlew


McNeela コンサーティーナ Curlew

不死鳥よりも上位モデルなCurlew

Curlewカーリューとはシャクシギという鳥の一種で、実在の鳥なのです!

アイルランドはもちろん、アフリカやインド、東南アジアなど世界中に生息する渡り鳥で、春と秋には日本にも立ち寄るのだとか。

特徴的な長いくちばしは干潟に潜むカニやゴカイなどを食べるために使うようです。

Sparrow


McNeela The New Sparrow イングリッシュ・コンサーティーナ(C調)

同じボタンを押した際に蛇腹を伸ばす時と縮める時どちらも同じ音が鳴る「イングリッシュコンサーティーナ」の入門用に最適なSparrowスパロウ。

Sparrowとはスズメのこと。

スズメはスズメでも、日本のスズメより大きなイエスズメという種類を主に指すようです。

ちなみにスパロウは“殺人者”という物騒な意味を持つこともあるそうです。

映画パイレーツ・オブ・カリビアンの主人公ジャック・スパロウの由来はもしかして…?

コンサーティーナについて

以上、Mcleena社製コンサーティーナの機種名になった鳥についてのご紹介でした。

アコーディオン・コンサーティーナ奏者の吉田文夫さんによる、楽器の選び方や管理方法などの解説記事も併せてご覧ください!

コンサーティーナについて