【店長、ケルトの国でのんびりする】5日目「ガレットは映えないけどおいしい」【コーヒー豆のおつかいで悪戦苦闘】

ライター:オンラインショップ 店長:上岡

旅行5日目は金曜日。

ブル太くんから、金曜は市場が出て楽しいよと聞いていたので、昼前に市場に向かいます。

新鮮な野菜やお肉、チーズなどで活気あふれる青空市場!なのですが、いかんせん店長は昼前に行きましたから、みなさん店じまいを始めたところでした。チラチラと何が売ってるのかなーと覗きながら、いい匂いのするフードトラックを発見!

突然ですが、ブルターニュを代表する食べ物といえばなんでしょう?

それは「ガレット」です!(ほかにもいっぱいあるんでしょうが、店長的にはガレット一択です)

ガレットというのは、そば粉を使ったクレープでして、中に挟むものはおかず系でも甘い系でもなんでもござれ。

長い列ができていましたが、迷わず並んで、とにかくメニュー(フランス語オンリー)の解読に全神経を集中させます。といっても、スマホでメニューの写真を撮って、それを翻訳してもらうだけなので、たいして何もしていませんが。(その時に撮影した写真がこちらです。みなさんも想像したり翻訳してみてください)


だいたいの発音を想像してから、お店の人に「単数系の商品名+シルブプレ(お願いします)」とできるだけ大き声で伝えてみました。

あと「Par carte パー・キャはト」というと、「カードで(支払います)」という意味になるので、そちらも付け足して言ったところ、無事に注文が通ったので、ホッとしました。あとは、目の前で爆速で作られているガレットを眺めておけばいいだけです。

商品を受け取ったたら、最後は「Bonne journée, au revoir! ボンジョールネ、オーヴォワル」とつけてみます。これは、あんまり意味はわかってませんが、お店で支払いしたあとに、いつも言われるので、真似することにしました。(調べたら「良い1日を!ほなまた(さようなら)」みたいな意味なんだそう)

ガレットはこんな感じで、全然映えないですが、とってもおいしいのです。


そのあと、バスで30分ぐらいのところにあるホームセンターに向かいました。

ホームセンターでは特に買えるものがなかったのですが(だって高いんだもの)、店内を見てまわっている頃にブル太くんから電話があり、近所にあるヴィーガン用の食品などを豊富に取り揃えている自然系スーパーがあって、そこで買い物をしてきてほしいということだったので、もちろんと引き受けます。

スーパーに入って、頼まれたコーヒー豆を買おうと思いますと、コーヒー豆が大量に入った縦長の容器、紙袋、そしておそらくそれを買うなり豆を挽くなりするのに使うであろうタッチパネルが。

こいつは大仕事になるぞ、と思いましたが、買って帰らないって選択肢はないので、まずはそのコーナーを使っている人たちをよく観察します。(フランス語しか聞こえてこない店内でスタッフさんにやり方を聞く勇気を、店長は持っていませんでした)

しばらくの観察の結果、どうやら先に紙袋みたいなのにコーヒー豆を挽いて入れ、それをタッチパネル前のはかり台に置き、そして該当のコーヒー豆のバーコードを読み取り、その重さに応じて内容物と値段が書かれたシールが出てくるので、それで紙袋を留める、という順序が正解の模様。

これは当然すぐにできたわけではなく、何度か途中で挫折しながらやりました。

家に帰ってから、一袋単位で売ってないんだねーと聞くと、コーヒー豆に限らず、お菓子でも食材でも、少量のものを小分けにして売るのは環境的に無駄が多いから、一定の量以下の販売は、全部お客さん自身で量り売りならぬ、量り買いをするのがフランス流だということでした。

他にも洗剤やらお菓子やらを色々買って、バスで帰ります。

さて、実はこのホームセンターやスーパーは、幹線道路沿いにあり、お客さんのほとんどは車で来られている感じの立地条件。着いた時も帰る時も思いましたが、お店の敷地を出ると人っこひとりいないんです。

そんな一抹の寂しさが漂う通りをトボトボ歩いて、誰もいないバス停に到着です。

残念ながらバスは30分に1本とかなので、結構な時間を待つことに。と、そこに、電動式キックボードに乗った大柄の男性が道の向こうの方に現れました。
そして、どうも一直線にぼくの方に向かってきます… なぜ??

というちょっとサスペンスフルなところで、続きは次回。

フランスの量り売り、量り買い事情

ここでは、フランスの個別包装事情について簡単にご紹介。

2022年から、1.5kg未満の未加工品の食材(つまり野菜や果物など)のプラスチック包装を禁止する方が施行されたそうです。

2025年の今は、段階的にその法律の対象商品を増やしている途中のようで、まず最初はカブとか玉ねぎとか、野菜の中でも打たれ強そうな種類からはじまり、2年後までに葉っぱ系など打たれ弱そうな野菜・果物たちにも、その法律が適用されました。

そして2026年までにはさらに繊細な種類のフルーツなども、個別包装が禁止になっていくそうです。

いたるところで感じますが、フランスは環境問題に対しての取り組みがとっても真剣で、すごいなと思います。