【初心者が自力で調べる楽器の話シリーズ】第11回:ボタン式アコーディオン その1「ボタン先輩、ピアノ後輩」

みなさんこんにちは、全楽器・ケルト音楽初心者代表のビギ丸です!

突然ですが、みなさんは「アコーディオン」と聞いてどんな形を思い浮かべますか?

「アコーディオンカーテン」?

そうですね、あのアコーディオンカーテンを引くと、大きい集会所がふたつに分かれる感じ。最近見ませんが、今も健在でしょうか?あれって防音性能が皆無なので、カーテンを挟んだ向こう側の声が、全て筒抜けなんですよね。このアコーディオンカーテンは、楽器のアコーディオンのように「蛇腹状に折り畳まれる」ことから、そんな名前がついています。

では、もしよければ楽器のほうの「アコーディオン」を想像してみてください。なんとなく浮かびますか?

そうです、右手にピアノのような白と黒の鍵盤があって、左手には何かしらがついている、腕を使って押したり引いたりする楽器です。ビギ丸も記憶を辿りましたが、どこで見たんでしょう、あんまり記憶にありません。学校とかにもあったんでしょうか。(バナナマンの初期の単独ライブで見た記憶があります)

それはさておき、あれは「ピアノ・アコーディオン」と呼ばれる種類なんですが、今回ビギ丸が調べるのは、それとはちょっと違います。

その名も「ボタン式アコーディオン」というやつです。

名前だけ聞くと、なんだか洋服のボタンと蛇腹状の何か、つまり「ボタンを管理するための便利グッズ」だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが(いない?)、もちろん楽器です。

ケルト音楽、特にアイルランドの音楽では、ピアノ鍵盤のアコーディオンよりも、この「ボタン式」の方が圧倒的に人気なんだそうです。

ひとまず、外見からチェックしてみましょう。

インターネットで画像を検索してみると……

「ん?なんか信じられない数のポツポツがついてるよ?」 ということに気づきます。なんなら「アコーディオンのシンボル的存在だった鍵盤はどこ行った?」という疑問を抱かれるかもしれません。

これについて調べてみると、実は「ボタン式アコーディオン」の方が楽器としては先輩です。つまり、アコーディオン=ボタン式しかないのよ、という時代があったわけです。ボタン先輩の登場から23年後に登場した後輩が、「ピアノ・アコーディオン」だったそうです。(理由は、ピアノという憧れの楽器を弾いてみたいという人が多かったことなど、諸説あるようです)

というわけで、このポツポツがボタンでございます。このボタンを押すと、たぶん音が出るんでしょう。

じゃあ、どのボタンを押したら何の音が出るのさ?、という疑問が浮かびます。

「ピアノの鍵盤ならドレミの場所がなんとなくわかるけど、このボタン、どこが『ド』でどこが『レ』なのか全くわからない問題」勃発です。

見た目はタイプライターか、昔のゲームのコントローラーのようです。適当に押したらダルシムが弱キックでも繰り出しそうな雰囲気すらありますが、どうやらこのボタンの配列にこそ、この楽器の最大の秘密(と苦悩)が隠されているようなのです。

といったあたりで続きはまた次回!