Feadog製やジェネレーション製、クラーク製(Sweetone)などのティンホイッスルは、頭部管と管体が接着剤でくっついているためチューニングができません。
ですが、ちょっとした改造をすることでチューニングができるようになるんです!
簡単にできますので、試してみて下さい。
- 注意事項
- 熱湯につけるとプラスチックの頭部管が溶けて破損する可能性もありますので、各自の責任において慎重に行って下さい。
もしこの方法で楽器を壊してしまっても、当ブログでは責任を負いかねます。特にオーク(Oak)製やAcorn製のティン・ホイッスルは熱に弱く頭部管が溶けてしまいますので、くれぐれもご注意下さい。また、熱いお湯を取り扱いますのでやけどにも十分ご注意ください。
万が一、頭管部が割れてしまった場合はこちらの記事をご覧ください。
https://celtnofue.com/blog/archives/5339
レッツトライ
まず改造したいティンホイッスルを用意します。
お次はカップにお湯をたっぷり注ぎます。
熱湯ではなく、普段飲む熱いお茶くらいの温度です。
そこにティンホイッスルの頭部管を浸します。
※犬○家のワンシーンではないです(犬だけに)
▲飛び出たティンホイッスルにぶつかってひっくり返さないようご注意ください!
10秒くらいつけたら引き上げます。
▲この時、中に溜まったお湯が手にかからないようご注意ください!
頭部管と管体をそれぞれの手で握って軽くねじると、頭部管が外れます。
(もし外れない場合は無理にねじらずに、さらにお湯につけるか、若干温度を上げて下さい)
頭部管が完全に外れたら、頭部管の内部と管体のまわりについた接着剤をハンカチなどの布でふき取り、管体の頭部管が当たる部分にリコーダー用のスライドグリス、なければリップクリームを塗って下さい。
これで再び頭部管をくっつければ、チューナブル・ティン・ホイッスルの完成です!
Sweetone ティン・ホイッスルのチューニングについて
Clarke社のSweetone ティン・ホイッスルは裏面が金属板を貼り合わせて作られていますので、チューニングの際にねじって取ろうとしてもなかなか取れません。
そこで、左手で本体を、右手で頭部管を持ち、頭部管に対して上下に交互に力を入れながら引き抜いてみて下さい。
お湯につけてからすると、さらに抜きやすいかと思います。
それでも頭部管が取れない製品もあります。
チューナブル可はメーカーや当店では推奨していませんので、交換や破損の際の返品には当店では応じられません。
ご自身の責任において行って下さい。
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