【第17回:12日目 田舎者、大都会に行く】アメリカ・カナダとケルトのこじつけ旅行記

ライター:ネットショップ 店長:上岡

今日はカナダを出国して、アメリカに戻る日でございます。

カナダの「ハイカロリー・デモドウシヨウモナクウマイ」食事に別れを告げて、次なる目的地、サンフランシスコへ向かいます。

実は旅行の直前でプランが大きく変わりまして、それまで行く予定じゃなかったサンフランシスコに急きょ滞在することが決まったんです。

なので絵に描いたようなノープランのまま、映画で見たことのありすぎる街へ降り立ちました。

ちなみに直前でホテルを探したこともあって、素泊まり2万数千円みたいな、犯罪的な相場だったので、Airbnb(エアーB&B)で見つけた、ほどよく中心街から離れた住宅街の離れの一室を使わせてもらうことになっています。

電車とバスを乗り継いで素敵な宿に到着した後は、さっそく散策タイムです。

店長は身軽な旅行が好きで、できるだけ軽装備で歩きたいんです。

なので、初日の使命(趣味)としては、明日以降、ある程度離れたどんな場所からでも、地図を見ずに宿に帰り着けるようになっておく必要がある!(まぁ、そんな必要どこにもないんですが)

そして時間は夕暮れ時、ということはごはん食べないといけません!

ちなみにサンフランシスコはカリフォルニア州にありまして、カリフォルニア州はアメリカの左下にある州です。

つまりカリフォルニア州をずーっと南下すると、そこはもうメキシコなわけですね。

ということは!

この旅行の目的の一つでもあるメキシコ(および中南米)料理を満喫する上で、こんなうってつけな土地はない!というわけ。

そんな楽しい状況なので、ネットとかで調べたりせずに「メキシコ料理が食べられる場所を見つけるまでなんとなく歩いてみようのコーナー」を始めます。(ワクワク)

建物がいちいちオシャレだぜ、信号はこんなタイプなんだな、ふむふむ…などと色々チェックしながら50mも歩かないうちに、2軒ありましたよ、メキシコ料理屋さん。(企画終了)

さすがに企画倒れ感がハンパないので、もう少し先の地域まで進んで常備用の水やら夜食やら、あと明日の朝ごはんやらを買い込みます。

その帰りにひょこひょこ歩いていたら、ヨーロッパから来たカップル旅行者に道を尋ねられました。

これ、ひそかな店長の旅行ポリシー「観光客オーラを消して、地元民に溶け込む作戦」が成功していたって証になりますよね!(だって観光客オーラって、無用なトラブルをおびき寄せそうでしょ)

まあ、夕暮れ時に安い半袖シャツ、ハーフパンツ、サンダルでスーパーの袋をふたつさげてまっすぐ住宅街に向かって歩いてるやつが、まさか小一時間前にこの地にはじめて降り立ったとは思わなかったんでしょうな。ふふ。

その人たちを、目的の場所まで案内して(すでに相当練り歩いて、たまたま目的地がわかったので)、メキシコ料理屋さんで「トルティーヤスープ」と「ケサディーヤ」をいただきまして(バカウマ)、さらに近くの海岸や他の店(アップルストアがあったぞ、やっぱり都会ズラ)や明日の晩ごはんに良さそうな店などをチェックし終えてから、その日は眠りにつきましたとさ。

こじつけ旅行記について
ネットショップ店長が2018年頃にアメリカ・カナダを旅した際のゆるーい旅行記です。文化的な面から見た現地のケルトについての小ネタを挟みながら少しづつ更新しています。