教育楽器として大半の方が演奏した経験がある楽器、リコーダー。
日本では間違いなく最も経験人口の多い楽器でしょう。
私hataoは10代の頃リコーダーが好きで、授業とは関係なく、ゲームやアニメの曲を吹いて遊んでいました。
実はそのリコーダー、伝統音楽とは関係がとっても深いのです。
リコーダーが全盛期だった18世紀頃は、リコーダーはイングランドでも盛んに演奏されていて、練習曲としてアイルランドやスコットランドを含む各地の民謡が取り上げられていました。
リコーダーを練習する人にとっては馴染みのあるギースベルトのテキストにはイングランドの古いダンス音楽が掲載されていますので、レッスンで伝統音楽に親しんで、興味がある方もいらっしゃることでしょう。
ですが、伝統音楽はただひたすら全員でメロデイを繰り返し奏でる音楽なので、リコーダーには不向き……そんなふうに思われているかもしれません。
そんな方のために、リコーダー愛好家どうしでアンサンブルで楽しめる曲集シリーズを企画しました。
トラッド・リコーダー・アンサンブル
このシリーズでは、ソプラノからバスまでの手に入りやすい楽器で、仲間と一緒に手軽に伝統音楽のアンサンブルを楽しむことができます。
初回は、3曲を公開します。
アイルランドの「ポルカ」のメドレー、アイルランド17世紀生まれの作曲家ターロック・オキャロランの作品メドレー、スウェーデンのダンス曲「ポルスカ」のメドレーです。
すべてのパートにメロディを吹くシーンがあり、途中に転調や間奏があったり、楽しめる編曲になっています。
パート譜もついていますので、ぜひアンサンブルでお楽しみください。コンサートでは一風変わった楽しい曲として、盛り上がることでしょう。
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なお、ティン・ホイッスル用のアンサンブル曲集も昨年に発売しました。
こちらは書籍となっており、ダウンロード音源つきです。
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ダウンロード商品「リコーダーで楽しむ北欧音楽曲集」
スウェーデン、デンマーク、ノルウェーの伝統的なメロディ10曲をリコーダー二重奏向けにアレンジされたダウンロード商品です。リコーダーはソプラノとアルトなどC管とF管の楽器であれば、さまざまな音域の楽器で楽しんでいただけます!