【ケルトの笛奏者の紹介】ケビン・クロフォード

ケビン・クロフォード

ケビン・クロフォードは1967年イングランドのバーミンガム生まれのミュージシャンで、フルート、ティン・ホイッスル、バウロンなどを演奏します。

ケビンの両親がカウンティ・クレアのミルタウン・マルベイMiltown Malbayからの移民なので、ケビンは幼い頃からアイルランド音楽に囲まれて成長しました。

1989年、ケビンは本格的にアイルランド音楽を勉強するためにクレア地方西部へと移住し、様々なセッションですぐに有名になり、セッションの中核的存在となって、力をつけていきました。

1997年の1月には最も優れたアイルランド音楽グループの一つであるルナサLúnasaに、笛奏者のマイケル・マックゴールドリックに代わってメンバーとなります。

1980年代後半にはミック・コネリーMick Conneely、ブレンダン・ボイルBrendan Boyle、ベルナディット・デイヴィスBernadette Davis、ジョー・モロニーJoe Molloy 、Ivan Miletitchなど多くのミュージシャンと共演し、トミー・ピープルズとの共演やトリオ「ティー・トータラーThe Teetotallers」としてギターのジョン・ドイルJohn Doyle、フィドルのマーティンヘイズMartin Hayesなど日本でも有名な著名なアーティスト達との共演も数多く経験しています。

バンドでの活動の合間を縫ってソロでの活動にも意欲的で、1994年に初のソロアルバム「D’Flute Album」を、2001年には9人のフィドル奏者をゲストに迎い入れて、2枚目のソロアルバム「In Good Campany」を発表し、どちらも伝統音楽の金字塔的なアルバムになりました。

そして2012年3枚目のソロアルバム「Carrying the Tune」を発表し、注目を集めています。

その他にも、現在でもパブでのセッションが好きなケビンは、地元のミュージシャンとの交流も大切にしており、さらにクレアFMの伝統音楽を紹介する番組で人気DJを務めていたこともあり、多くのアイルランド音楽を紹介するなど、地元の音楽の盛り上がりに貢献しています。

https://celtnofue.com/blog/archives/7949

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