ガレオンではさまざまなデザインのフルートを製造しております。以下にその違いを比較します。
モデルの違い
いずれもアイリッシュ・フルートの基本設計となった19世紀イギリスの工房の名前に基づいています。
ルーダル:標準的な内径、指孔サイズ。ほどよく大きな音量と引き締まった音色。
Galeon アイリッシュ・フルート D管 Rudall Style 4-Sections モデル
プラテン:大きめな内径、指孔サイズ。大きな音量と開放的な音色。セッション向き。
Galeon アイリッシュ・フルート D管 スタンダード・モデル
Firth Pond & Co:小さめの歌口と指孔サイズ。指孔がおさえやすく控えめな音量とやわらかい音色。
Galeon アイリッシュ・フルート D管 Firth, Pond & Co. モデル
素材の違い
いずれもプラスチック樹脂でできています。
デルリン:フランスのデュポン社が開発した堅牢な素材。肉厚で本格的な作り。深い黒色。
Galeon アイリッシュ・フルート D管 スタンダード・モデル
UIFP:3Dプリンター用の軽量な素材。肉薄で軽く持ちやすい。灰色に近い黒色。
Galeon アイリッシュ・フルート D管 UIFP Rudall, Oval, Offset モデル
歌口のデザインの違い
楕円形:伝統的なデザイン。
Galeon アイリッシュ・フルート D管 Rudall Style 4-Sections モデル
角の丸い四角形:低音域を強調したデザイン。
Galeon アイリッシュ・フルート D管 スタンダード・モデル
指孔のデザインの違い
オフセット:両手ともに薬指の指孔の位置を若干外側にずらしており、手の小さい奏者にもおさえやすいデザイン。
Galeon アイリッシュ・フルート D管 UIFP Rudall, Oval, Offset モデル
チューニング・スライドの有無
チューニング・スライドがあることによって頭部管の抜き差しで音程調整ができます。
Galeon アイリッシュ・フルート D管 ポリマー製 チューニング・スライド付き
キーの有無
キーが付くことによって半音階が演奏しやすくなります。
他にもE♭管やB♭管も製作しておりますので、詳しくは公式ホームページ(英語)もご参考ください。