【店長、ケルトの国へ行く】第4回:2日目 バスのルールはフィーリング【エディンバラのバス流儀】

ライター:オンラインショップ 店長:上岡

ケルトの国へ行くシリーズについて
オンラインショップ店長の上岡さんが2017年にケルトの国々を旅した時の「旅行体験記」です!

エディンバラ市内からかなり離れたホテルを予約していたこともあり、徒歩だけでの観光はムリ。

なので、何かしら移動手段を見つけないといけないわけですが、エディンバラにある移動手段は「電車」「バス」「路面電車(トラム)」の3つ。

電車(鉄道)は、スコットランドの首都なのに2つしか駅がないという省エネ運営で、はなから使い物にはなりません。

トラムは渋滞関係なくて良いかなと思ってたんですが、市内をだいたい一直線に横断しているだけで、市内から縦移動しないとホテルに着かないこの旅行では、こちらもほぼ役に立ちません。

そうすると、残るバスに挑戦するしかないわけですね。

さて、いざバスに乗ってみてわかったことは

  • どこ行きのバスかは、バスの番号で確認(自分の行きたい場所にたどり着くバス番号はあらかじめ調べておけば、わかりやすい)
  • 切符は運転手さんから買うけど、おつりはでない(紙幣はNG)
  • バス停で突っ立っているだけでは、バスは停まってくれないので、ちゃんと手を上げて止める
  • 降りたい駅で降車ボタンを押さないと停まってくれないけど、駅のアナウンス・表示はなし
  • 駅名を確認したいけど、バス停の駅名表記が驚異的に小さい(わざとなのか?)
  • 駅の数で確認しようと思っても、停まらないこともあるから、うまく行かないことも多し

って感じ。

マジですか。

乗り込んだは良いけど、いつ降りるのかは景色から感じるフィーリングって、なんと観光客泣かせ。

Google先生がそばにいてくれたおかげでどうにかなりましたが、初見で乗るのはなかなかにオソロシイ。

とはいえ、あとから聞いたところによると

  • チケット買うときに運転手さんに降りたい駅を伝えて、その近くに待機していると、ちゃんと教えてくれる
  • 観光客らしくオロオロしていると、割とみなさんが親切に助けてくれる

というサポートはしてくれるみたいです。
(店長はスンとした感じで乗っていたので、誰も助けてくれませんでした)

また、乗車券も片道券(Single)の他に、1日券(Day to Go)というのがあって、シングルの往復分+ちょっとの値段で1日乗り放題の券を買えるので、そちらを買っておけば、早く降りすぎたり、降り過ごした場合でも、遠慮なく乗り直すことができますし、いちいち乗るたびにお金払わなくていいので、オススメ。

あと、英国のバス=2階建てのイメージ通り、エディンバラのバスも2階建てバスが多かったです。

「そんな降りる駅もわからないのに、2階に上がれないよー」と最初は思ってましたが、2階に座った方が景色がちゃんと見えて、翌日以降のために目印になる建物を覚えやすいし、停まらないとしてもバス停を通過した時に確認しやすかったので、慣れてからはいつも2階席に直行していました。
観光してる感じで楽しいしね。