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質問：ハープのチューニング・ピンが錆びてしまいました。元の色に戻すには？
回答：スチールウールでサビを削ったあとで、WD-40※のような製品で錆止めをしましょう。
弊社では、錆が演奏やチューニングに支障をきたすようになった事象を見たことがありませんが、見た目が気になるようであれば、スチールウールでサビを削り取った後で、WD-40※のような製品で錆を目立たなくすることができます。
※WD-40は米国の錆潤滑剤スプレー商品へのリンク（外部ページに移行します）
スチールウールやその他の研磨剤は表面の黒色酸化皮膜を多少取り除くだけであり、それでも多少の錆び止めにはなりますが、完全に錆びを予防することはできません。錆びを予防するには、WD-40を布にスプレーして、チューニングピンの錆びた部分をこすってください。このとき、ピンやハープに直接スプレーしてはいけません。潤滑剤がチューニングピンの穴の中に入り込ませないためです。この作業でピンは少しきれいになりますが、目的は錆の進行を遅らせることです。
ピンを新品に取り替えるのは良いアイデアとは言えません。ピンは、ピアノのチューニング・ピンのように微小なネジ山で位置を固定しているためです。ピンを取り外して交換すると止める力がゆるくなり、ピッチが保てなくなる可能性があります。