ホイッスルがすぐ詰まるときに考えること

冬になり、楽器が冷たくなるこのごろ。

ティンホイッスルやローホイッスルを演奏すると、結露や唾液などによりウィンドウェイが詰まって音が出にくくなります。

そこで、原因と対策について考えてみました。

詰まりやすい原因(楽器の問題)

  • 金属製のマウスピース (木やプラスチック製品よりも結露しやすくなります)
  • ウィンドウェイが狭い (Goldieなど機種によります)

詰まりやすい原因(演奏者の問題)

  • マウスピースが冷えた状態で演奏する
  • 頭が下を向いて演奏する(唾液が落ちてマウスピースに流れ込む)
  • 体質的に、または一時的に唾液の分泌量が多い

対処法

  • 演奏前にマウスピースを手や息で十分に温めてから演奏する
  • 顔を前に向けて、唾液が笛に入り込まないようにする
  • 唾液が出やすくなるので、演奏前に飲食しない

また、演奏中に詰まってきたら、マウスピースから息継ぎとともに「吸い込んで」ください。
※新型コロナウイルス感染症対策の観点からも、他人が演奏した楽器では行わないようにお願いいたします

私は常に吸いながら演奏しています。

楽器に施す対策としては、以下の方法があります

コップに水を汲んで、食器用洗剤を一滴たらして薄めて、それにマウスピースを漬け込んでしまいます。
※洗剤が口に入らないようご注意ください

洗剤に含まれる界面活性剤の作用で水が付きにくくなるのだそうです。ただし、私は洗剤を口につけるのは抵抗があるので、やったことはありません。

以上、参考になりましたら幸いです! Happy Whistling!