【店長、ケルトの国へ行く】第22回:11日目 ベタな感じでカーディフ観光【お城ゾーンと湾岸ゾーン】

ライター:オンラインショップ 店長:上岡

ケルトの国へ行くシリーズについて
オンラインショップ店長の上岡さんが2017年にケルトの国々を旅した時の「旅行体験記」です!

さて、昨日は色々なことが起こりましたが、Facebook上ではイオロォさんのお友達のみなさんが、淳平ようこそ!モードになってくれていて、非常に心強い。

さっそく今日の夜に「OWAIN GLYNDWR」ってパブで、ウェールズ伝統音楽のセッション(練習会)があるので、来られそうならぜひおいでよ、とのコメントをいただき、これは本当にラッキーと感謝の返信。

午前中は、市内ど真ん中にそびえるカーディフ城に行き、エディンバラ城より小ぶりな歴史あるお城を探索。

ただ、昨日の(精神的な)疲れがあるんで、もう全然やる気なくリアル秒速5センチメートルぐらいのスピードでの観光。(つまりほとんど芝生かベンチに座ってくつろいでいて、ごくまれにちょっとだけ進む)

なんやかんや、昼過ぎまでカーディフ城でくつろいでしまったので(この不遜な態度を見て、ぼくが観光客だと気づく人はいないと思うな)そろそろ動こうと、中心街へ。

カーディフはどうもショッピングに強い街のようで、ショッピングに何ら興味のない店長的には、惹かれるスポットが少め。(”HUNT 狩る・狩猟者”ってデザインのおもしろパーカーは発見したけど)

カーディフの街の見所は2つあると言われていて、今いるお城ゾーンと、湾岸部のカーディフ・ベイゾーン。

ショッピングとかどうでもよくなってきたんで、今度こそとバスに乗ってカーディフ・ベイへ移動しよう。

ここでようやくわかったカーディフのバス情報は

  • 市内の運行会社は2つ(お城中心の会社と、湾岸まで行く会社)
  • 行き先はバス番号で把握、頭文字にXがつくかつかないかで、運行会社もわかるみたい
  • 電光掲示板は予定通り消化されていくだけで、実際にバスが来たかどうかは反映しないっぽい
  • バス停にバスの列ができていて、降りる人がいない場合、バスの運転手がその駅を諦めてスルーすることがある(その場合は、バス停にとらわれず、自分からバスに歩み寄ると良さげ)
  • 意外と時刻は正確
  • 降りる駅は教えてくれないし、降車ボタンを押さないと停まってはくれないけど頼んでおけば教えてくれる(カーディフのバスは小ぶりなので、運転手さんとの距離も近く、すごく親切な印象)
  • チケットは、乗った時に運転手さんに降りる駅を申告して、必要な値段を払う。エディンバラと同じで基本コインでの精算だけど、こちらの運転手さんは財布を持参していて、お釣りをくれることが結構あった
  • 一日券もあるけど、運行会社が違うと当然使えないので、注意が必要(2社とも使える一日券もあるけど割高)

こんな感じ。

電光掲示板に振り回されず、乗る番号さえ確認しておけば、最悪信号待ちのところでも乗り込んでる強者がいたので、割とフレキシブルに対応してくれるらしい。

そして、Google先生が使えないという窮地に、意外にもAppleの(パチンコガンダム駅でおなじみ)純正地図がカーディフ路線をきちんと網羅していて、すごい活用できたので、そちらの問題も解決。

そんなこともあるもんですね。

さて、カーディフ・ベイにいくと、なかなか印象的な建物がたくさん!

中でもウェールズ・ミレニアム・センターという芸術施設(オペラなんかをやってるみたい)は、とてもかっこいい建物に英字がでかでかと掘られているんだけど、おそらくウェールズ語でさっぱり読めない。

そのまま、海岸をのんびり歩いて、にぎわっているゾーンへ。

ただ、こちらもショッピング街っぽくて、なんだかあまりやることもなく、ぶらぶらしていると「ウェールズコーヒー ドラゴンロースト in ウェールズ」という謎の看板を発見。

なんだその、ドラゴンの炎で焙煎してみました的なニュアンスは、すごい気になる!と思ってのぞいて見たら、閉店。

おい、日曜の4時半だぜ。

これもあとあとわかりましたが、日曜日はどこもいつもより閉店時間が早いようで、4時〜4時半ぐらいにはイオンモールみたいな大型ショッピングセンターさえ閉まっていました。(まぁ、安息日に働いてるだけでもすごいのかな)

というか、日本みたいなサラリーマン的な人って、この旅行中ひとりも見てないよね。

まぁたぶん仕事帰りだよねって人たちには出くわすことがあるけど、それもほとんど5時前。

遅くても5時台前半。

それに、昼にパブの前通ったら、どこも満席だし、昼過ぎに公園に行ったら、みんなピクニックランチしてるし、いつ働いてるの?

働いて…いますよね?

ええなぁ、朝8時か9時ぐらいから働いて、昼休みは公園でピクニックランチ食べて、4時半に帰るだって?

そんな働く大人たちの様子を横目に、一旦ホテルに帰って、セッションタイムまでお昼寝。