【少し偏ったケルト話】スタジオジブリ

ライター:ネットショップ 店長:上岡

「借りぐらしのアリエッティ」が公開された際、「ジブリ作品の源流を探る旅」という特番が放送されました。

その源流として挙げられたのが、なんと「ケルト」だったんです。

アリエッティでは、ケルト文化圏のフランスはブルターニュ出身のハープ奏者セシル・コルベルさんの歌が主題歌になり、原作が英国文学ということもあってか、全編でケルト風の音楽を聴くことができる、とても大好きなジブリ作品のひとつです。

ケルト文化と一口に言ってしまうのは無理がありますが、少なくともキリスト教が布教されるまでは日本と同じ自然崇拝の文化だったようで、そのあたりで「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」がブルターニュでは人気があるということ、また「ラピュタ」という言葉の生みの親が「ガリバー旅行記」の作者ジョナサン・スウィフトというアイルランド人であること、魔女の宅急便に出てくるおばあさんの家のモデルがアイルランドに実在する家から着想を得ていること、などが語られていました。

こちらの特番は「借りぐらしのアリエッティ」ブルーレイディスクに収録されていますので、機会があればぜひ一度ご覧になって下さいね。