【いろんなバグパイプ】ボーダー・パイプス Border Pipes

袋にたくさん笛が刺さっている不思議な楽器「バグパイプ」。実はたくさんの種類があり、その数なんと100種類以上とも言われています。本シリーズでは、そんなバグパイプについてご紹介します!

ボーダー・パイプス Border Pipes

イングランドとスコットランドの国境付近(ボーダー)で演奏される、スコティッシュ・スモールパイプスよりも音量が大きなバグパイプです。

袋に空気を送るには、口から送る、または鞴(ふいご)から送る、2種類の方法が選択できます。(写真は口から送るタイプ)

音量はGHPよりもずっと小さく、室内での演奏や管弦楽器との合奏に向いていますので、スコットランドのパブ・セッションやバンド演奏で使われています。

通常はA管のチャンターが使われます。
チャンターは円錐形の内径を持っています。