
ライター:オンラインショップ 店長:上岡
実は店長、フランス旅行を決めた年明けすぐの頃から、週1のフランス語教室に通っていたんですよ。
前回、ブルターニュに立ち寄った際には、本当に何もわからず、全シチュエーションを「メルシー」のみで乗り切っていました。(乗り切れてない)
が、海外の人が日本に来た時に、ほんの少しでも日本語をしゃべろうとしてくれると嬉しく感じるのと同じようなことで、フランスに行くのに単語のひとつもわからず行っちゃうのはおフランス様に失礼に当たるのではないか、という懸念から、ちゃんと勉強してから行きたい、という立派な志を持って取り組んでいました。
ただですよ、店長はがんばり屋さんじゃないんです。自制心が最弱すぎて、週1回のレッスンと、その前日の夜中に急いでやる復習でしか勉強できない、そんな子はそこまで成長できません。
結局、志の5%ぐらいの達成度みたいな感じで、いくつかの単語と、フランス語ってこーゆー構造なんですねってこと、あと1〜999までの数え方だけは覚えて、旅行に臨んでおります。

さて、話は戻って、パリのパティスリー。
ついに練習をちょっとだけ重ねた注文のシチュエーションです!!
はい、結果的にひと言目を聞いた瞬間、店員さんが英語に切り替えてくださり、あとはめっちゃ英語でしゃべってしまいました。
最初のチャレンジは言わずもがなな結果になりましたが、お友達ブル太くんへのパンやお菓子はたくさん買えたし、自分用にヴィーガン仕様のクロワッサン(初のフランスでの食事ー)とソイラテをいただいて、よいではないか。
そこまでに割と街を練り歩けてたし、パリにはもう用事はないばい!と、すぐにコインロッカーのある駅に戻りまして、そこからレンヌに向かう電車を調べます。
はい、店長の旅行ポリシー「出たとこ勝負」精神に則り、レンヌまでの行き方はまだ調べてません。
そんなざっくりした店長がリヨン駅からレンヌに行くチケットを取ろうと思いましたら、リヨンからレンヌに行ける電車は、その日はもう出てないということが判明。
じゃあ次のオプションを探さにゃあいかんの、Google先生に聞いたところ、モンパルナスって駅からはいくらでもレンヌ行きが出てるっぽい!ということで、そのモンなんちゃら駅に移動します。
いまだに切符の仕組みがわかっていませんが、その辺は適当に買って、電車に揺られていますと、途中に「バスティーユ」という駅を通過しました。
バスティーユと言いますと、フランス革命のはじまりになったといわれる大事件「バスティーユ襲撃」のバスティーユですよね。めっちゃ行ってみたいなと思いましたが、こちとらトランクとパンパンのバッグパックを持ってましたから、そんな根性はなく、モンパルナスに。
着いたら、都会のイオンモール級に大きな駅でびっくりしつつ、自動券売機みたいなのがあったので、言語を英語にしてチケットを探します。
レンヌ行きを調べたら、数分前にレンヌ行きが出ていて、次の便は約2時間後。なんでか、時間によってチケットの価格にずいぶん違いがある(倍とは言わないまでも、1.5倍以上の差はある)ので、よくわからんけど一番安い2時間15分後の電車を予約。
これだけ広そうな駅なんでふつーに何時間でも過ごせそう、と思っていたら、ちょうどテーブル付きのベンチが空いたので、シュルッと座らせていただいて、パソコンを開いて仕事をします。
そうなんです、店長は移動日が休日に当たるように旅程を組みましたが、それ以外の日は通常通り仕事をするつもりで旅行に来ております。
昨晩(休日にあたる日)、普段なら少しだけ仕事をしてから寝るのですが、それができなかったので、色々溜まっていることをしておりましたら、気づけば1時間半ほど経っていました。
そこからは構内のお店を散策し、晩ごはんを食べておこうと、サンドイッチを買い、そのうち電車に乗り込み、いざ出発!
店長がフランス語勉強の際にお世話になったYouTube動画
夏休みの宿題は始業式の前日に取り掛かるぐらい意志の弱い店長ですので、長すぎるフライト時間ぐらいはフランス語の勉強をしよう、と思い、色々フランス語についての動画をあさっておりました。
結構たくさん見たんですが、その中でSunsilさんという方が、フランスに留学されるような方を対象にたくさんのフランス語文法の動画を出してくださっていて、本当にたくさん見ました。
特に最初の説明(フランス語は動詞がめっちゃ変わる、英語も変わるけどそんなんの比じゃないぐらい変わる)で心を折られかけましたが、それでも丁寧でわかりやすい解説でなんとか脱落することなく、色々学ばせていただきました。
正直、フランス語にはたくさん言いたいことがある(発音もしないアルファベットをそんな大量に残さないでほしい、あらゆるものに性別を割り当てないでほしい、あと動詞が変形するのはわかったけど、せめて動詞の原形の名残ぐらい残しておいてほしいなどなど)、それでも世界一美しい言語だなと思う気持ちに変わりはありませんし、よそ様の文化を学ばせていただいている身ですから、そんな文句は言っちゃダメ(書いちゃったけど)ということで、友人のブル太くん以外には言ってません。
もし、フランス語に興味がある、いまフランス語勉強中!みたいな方がいらっしゃいましたら、Susilさんの動画はおすすめです!
