
ライター:松井ゆみ子
セッション仲間との練習会にコーチを迎えました。
スライゴー界隈のセッションで活躍するフルート奏者で、お父さんは著名なアコーディオン奏者。
彼のコーチングが素晴らしく、まだ2回目がすんだばかりですが、アンサンブルがぐっと良くなり、グルーブも出てきています。感動!
構成は、ティン・ホイッスル、コンサーティーナ、フィドル2名のカルテット。楽器編成のバランスもちょうどよく、一緒に演奏するのがすごく楽しい。
コーチからリサデル・レディーズの名前を頂戴しました。
練習場にしているメンバー宅が、イエイツ縁のリサデルハウスのすぐ近くなのです。
目標のひとつは、スローセッション脱出計画。
そろそろintermediateの域にきているわれわれは、ちょうどいいセッションを見つけるのが困難で。スローはスローすぎるし、ふつうのセッションは速すぎるし。演奏の質を高め、スピードアップするのが目下のターゲット。
どんな内容かというと。
練習会を始めるにあたって、そこそこ自信を持って演奏できるチューンを含め、20個ほどのセットを作ってコーチに渡しています。
セットリストは最後にご紹介しますね。初回はそのリストから4セットを選んで一緒に演奏。若干そろわない場所を訂正しながら、次は少しスピードアップして演奏。それだけのことなのですが、コーチのアドヴァイスが的確なのと、メンバーそれぞれがわりあいとすぐに反応するので、初回の4セットは気持ちよく演奏できるようになっています。
2回目では、初回の4セットをまず演奏して、コーチから合格点をもらって次の4セットへ。
初回で教わった、誰がチューンを始めて、次のチューンに移行するときの合図を出すか、担当者を決めます。って、クラスのホームルームみたいですけど。
演奏しながら足でリズムをとるのは強く勧められていますが、わたしはまだ苦手。足に気をとられて肝心なフィドルがおたおた。
でも、つとめてリズムを取る習慣をつけていて、新しく覚えるチューンはまず足から。これが不思議なことに、演奏にグルーブをもたらすことを発見。特にリール。足の動きと演奏のシンクロでリールらしくなってきた気が。リール、個人的にあまり好きじゃなかったのですけど、急に楽しくなってきた。
コンサーティーナが主旋律をがっちりと守ってくれるので、合わせるとこちらも安定するし、高い音はティンホイッスルに合わせると気持ちがいい。
フィドルの相方とはよくふたりで弾いているので、そこそこ息が合っているはず。他の楽器と合わせる楽しみは大きいです。
練習会はティータイムをはさんで3時間。なかなかみっちり。
2回目は、初回の4セットと新たな4セットで約20のチューンを演奏し、すごい〜〜と、みんなで自画自賛しました・笑
それぞれ苦手なチューンや、あまり弾いたことのないチューンもあり、個々に練習しないといけないことも多いのですが、おおむね同じベクトルで成長するのも新たな醍醐味です。
音楽好きの人生ですけど、バンドを組んだこともなく、誰かと一緒に演奏するのはアイリッシュトラッドに行きつかなかったらありえなかったことで、この国を選んでよかったとあらためて感じています。
コーチを招いての練習会は月1ですが、4人での練習はほぼ週1。
それぞれ家での練習もしているし=練習、というより演奏が楽しい。
新しいチューンを覚える速度も速くなってきているのも驚きです。
さて、どこまでいけますか。
なにより、そろそろけっこうなトシになって、できないことが増えているなか、上達する喜びがあるだけで素晴らしい!
われわれのセット・リストです。
クラシックなチューンばかりですが、コーチ曰く「コンペ向きの難しいものより、こういう地味なチューンをしっかり演奏できるのが大事」。
すてき!
納得しながら、家でこっそり、ややこしいチューンの自己練習もしてますが。
初日
Humours of Glendart/ Saddle the pony(jig)
Ballydesmond 1&2 (polka)
Toner’s/ Kilavil (jig)
Cooley’s/ Wise Maid (reel)
2回目
Foxhunters/ The night before Larry was stretched (slip jig)
Plains of Boyle/Pretty Maggie Morrissey (honepipe)
Humours of Ennistymon/ Wondering of Minstrel (jig)
Tarbolton set (reel)
フィドル担当ですからね、Tarbolton setは燃えます・笑
リールのレパトワがまだ少なめなので、これを増やすのも次の課題。
個人的に傾倒しているドニゴールのハイランドとかはまだ入る余地がなくちょっと残念ですが!
どんどん深みにはまっております!
