【第12回:5〜6日目 メキシコ料理とアメリカンなパーティー】アメリカ・カナダとケルトのこじつけ旅行記

夜はこれまた店長の希望でメキシコ料理屋さんです。

中南米の料理と中東料理って、すっごいおいしくてバリエーションも豊富で大好きなんですが、なかなか日本(もしくは店長の住んでいるあたり)では食べられないんで、もうこの機会に、映画とかで見たことあるけど食べたことないやつを全部食べる心つもりでやってきました。

先生おすすめのレストランの中に入って座りますと、まずはトルティーヤチップスと2種類のソース(赤いのと緑のん)が出てきました、それにチップスをつけて食べながらメニューを決めます。

さらにリクエストしたら出してくれる、ニンニクのピクルスなんてのもありまして、なんならそれだけでも結構お腹が満たされますが、まぁ今日もよく歩きましたから、まだ食べてなかったタコスとケサディーヤを注文。

タコスは薄っぺらいトルティーヤに素敵に具材を詰め込んだやつを挟んで食べる、メキシコの代表的な料理!

こちらは小さめで、なんなら2口でなくなるサイズ。

そしてケサディーヤは同じくトルティーヤほか(とにかくトウモロコシを使って作られた生地)に選んだ具材と大量のチーズを入れて焼かれた、うって変わってヘビーなメインディッシュ級の一品。

これがバカウマでして、例によって、ご飯とおかず風の小豆っぽい豆をセットでいただきました。

日は変わりまして翌日は、先生のお友達の開くホームパーティーにお呼ばれされます。

まさに絵に描いたような美しいケータリングに数々のおかず、サラダ、デザート!これぞアメリカン・パーティー!と叫びたくなる素敵な環境で、ご年配の方々のお話を聞かせてもらいました。

特に主催の奥様はスコットランドで働いていたこともあるようで、スコットランド訛りネタをたくさん聞かせてもらいました。

なんでも、電話で取次ぎを頼まれたそうなんですが、とにかく訛りが強くて何言ってるか全然わからず、用事を聞いてもわからない、名前を聞いてもわからない、という犬のおまわりさん状態で、結果「どなたかから、何かしらの用件で電話が掛かっています」と報告したんだとか。

そんな素敵なパーティーもお開きになり、お次はちょっと離れた公園に向かいます。

何するかって?

なにってそりゃ、今日は7月4日ですよ!

もちろん、独立記念日でキャッホー気分のアメリカンの群れに飛び込むに決まってるじゃないですか。

というわけで花火大会の会場では出店やらパンクロックの演奏やら、ところ狭しと家族が芝生に座ってのんびりしつつも、その合間を塗って、ガチめのキャッチボールをする子どもたちやら、全力鬼ごっこをする勇気ある若者なんかの本気度を味わいながら、派手な花火を間近で見ながら(火の粉ってこうもみんなの上に降るものでしたっけ)派手めな夜を堪能しました。

ちなみに、前も言ったようにいろんなところで花火大会が行われてますから、ドン…ドン…という低い音が響いています。


出典 pixabay

あぁ、花火の夜だなぁ、なんて思ってましたが、なんてこたぁない、それはただの雷でして、帰り道ぐらいから大雨になってしまいましたとさ。(先生にお迎えに来ていただいたのでセーフです)