【第14回:8日目 カナダの片田舎サドバリー】アメリカ・カナダとケルトのこじつけ旅行記

ライター:ネットショップ 店長:上岡

さて、第二の目的地はサドバリーです。

朝の3時ぐらいに起こしていただき(店長って1人じゃなにもできないんじゃないかと不安になりつつ)空港へ、先生とデジャブなお別れをしてから、早朝の便に乗ります。

一番早い便ぐらいだと、本当に空いてるから、いいと思うよ!という先生のアドバイス通り、昨日とは打って変わって、とにかく全行程がスムーズ!

あっという間に搭乗して、今度は無事にトロント空港に到着です。

やった!カナダだ。

ちなみに、店長の目的地はトロントではなく、ここから乗り継いで行く「サドバリー」という町。

ここに店長の親友のトランスジェンダーの男の子が住んでいるので、この子と遊ぶのがこのカナダ旅行の目的です。

トロントからサドバリーは、超ちっちゃいガタガタに揺れる飛行機に乗りまして、こちらも無事到着。

去年の旅行は基本的には空港から市内へ行く方法も、市内にある観光地も全部自分で決めていたんですが、英語の勉強の成果もありまして、世界各国にたくさん友達ができましたから、みんながグーグル先生みたいな感じなので、「おーい、ついたけど、店長はこれからどうやってそっちに行くのがベストかね?」みたいな、全力の他力本願で旅を進めます。

バスとか安い手段が良かったんですが、市内への交通手段はタクシーのみだったので、おかしな運ちゃんにつかまる前に空港スタッフの人にタクシーを探してもらいました。

車で30分ぐらいで、ホテルに到着です。

ちなみに、こういっちゃなんですが、この町は友達がいなかったら、まぁわざわざ旅行では来ないよね、って町です。

ホテルは安さ重視だったんで、いわゆる国道沿いのホテル(でもきれいなところ)つまり車利用者がメインで使うところ、そしてその界隈にはいわゆるホームセンターとかショッピングモールとかコストコとか映画館とか、まぁそれなりにあるんです。(たくさん歩けばね)

ホテルにチェックインして最初に「お!」と思ったのは、あらゆる出口に「この辺はクマの目撃情報があるエリアなので、注意してね」って貼り紙です。

さすが、カナダだ。

とはいえぼくが心配しているのは熊ではなく、友達からの助言なんです。

というのも中心街、特にバスのターミナルはとある人たちの溜まり場になってるから、極力荷物は少なめに、そっち系と思しき人とは絶対に目を合わせずに、あとやたらと話しかけられるけど、何かしらを売ろうとしてくる人も多いから、英語わからないフリして、あとはiPhoneとかあからさまに出さないようにね、という世にも恐ろしい注意を受けています。

ただ、基本一緒に行動するときは大丈夫だから!という心強い言葉とともにサドバリーでのちょっとした旅行の始まりです。