フルートやバグパイプのジョイントが外れなくなったときの対処法

アイリッシュ・フルートや「どこでもパイプス」のジョイントが固くて外れなくなるトラブルがあります。

長時間練習をすると、管内にたまった水滴がコルクや糸に染み込みコルクが膨らんでしまうために起こりやすくなります。

このようなときは無理に外そうとせずに、チューニング・スライドなど他の外せる部分から掃除棒を入れて管の中の水滴を拭き取り、半日程度置いてください。

コルクや糸が乾燥してしぼみ、外せるようになるかもしれません。

それでもまだ外せない時には、100円ショップなどで売っている滑り止めシートをフルートに巻いて両手でねじってはずしてください。

力が足りなければ握力のある方に頼みましょう。

[注意!]

外す際には先端ではなく、両手ともにジョイント付近を握ってください。

また、ねじる力で本体が割れてしまうおそれがありますので、力加減にご注意ください。

外す動作は、「引き抜く」のではなく「鉄棒の順手持ちで回す」です。

引き抜くと力が入りませんし、もし抜けたとしても、周りの人や物にぶつけてしまう恐れがありますので危険です。

回すときは、一方向に回してください。

外れたら、コルクグリスを塗布しておきましょう。

このようなトラブルが頻発する場合には、下記記事を参考にコルクのフィッティングを調整ください。

https://celtnofue.com/blog/archives/6241