ノンチューナブル・バウロンのお手入れ


出典 https://blog.mcneelamusic.com/

アイルランドの楽器メーカーMcNeelaが公開しているブログの中から「ノンチューナブル・バウロンのメンテナンス」について紹介している記事を許可を得て翻訳しました。

原文:How To Care For Your Non Tunable Bodhran

ノンチューナブル・バウロンのお手入れ

バウロンが天候に非常に敏感であることは周知のとおりです。

なぜでしょう? それは主に湿度によるものです。

バウロンと天候の関係

バウロンはそれぞれの環境条件に対して異なる反応をします。乾燥した環境ではバウロンの打面は引き締まる傾向にあります。反対に、湿気の多い環境では柔らかくなる傾向があります。

乾燥した環境ではバウロンの革は固くなり、ちぐはぐな音になります。湿気の多いところではバウロンの革はペラペラになり、濡れた紙袋のようになります。

理想を言えばバウロンには適度な環境が必要ですが、自分でコントロールすることは不可能でしょう。そこで、バウロンをご機嫌に保つためにできることをいくつか紹介します。バウロンがハッピーであれば、あなたもハッピーになり、毎日楽しく演奏できるはずです。


出典 https://blog.mcneelamusic.com/

バウロンの革のメンテナンスのヒント

バウロンが硬く、ビスケット缶を演奏しているような音がする場合は、ハンドクリームや保湿剤などお好みのものを使って柔らかくしてあげましょう。バウロンも私たちの肌と同じようにお手入れをする必要があります。

少し緩んでいる場合は、短時間日光に当てるか、セッションで演奏する場合はドライヤーで乾かします。壁に掛けていたために非常に緩んでいる場合は、濡れた布で革をこすってください。バウロンの革が乾くと、革が締まって演奏できるようになります。バウロンは涼しく乾燥した場所に保管するのが一番です。

もしバウロンの革の張り替えが必要な場合は、McNeela Musicでこのサービスを行っています。

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