【ストリーミングで見つけたケルト&北欧トラッド系音楽 vol.16】Sheelanagig “Baba Yaga’s Ball”


出典 Amazon Music Unlimited – Sheelanagig

ライター:hatao

ケルトの笛のhataoが、ストリーミングサービスで見つけた興味深いケルト&北欧トラッドをご紹介する連載。

新譜・旧譜問わず、良いなと思ったものを選びます。

Sheelanagig “Baba Yoga’s Ball”

第16回目はイギリス発・オリジナルトラッドバンドSheelanagigシーラナギグの”Baba Yoga’s Ball”です。

シーラナギグは2005年にUKで結成された5人組のバンドで、現在のメンバーは以下のとおりです。

  • Aaron Catlow (violin, vocals)
  • Adrian Sykes (flute, tabla, banjo, vocals)
  • Kit Hawes (guitar, vocals)
  • Jon Short (double bass, vocals)
  • John Blakeley (drums, percussion, vocals)

公式ホームページやいくつかのインタビューを見たのですが、このバンドの詳細を知ることはできませんでした。

中世音楽、東欧音楽、アフリカ音楽からの影響をもとに、オリジナル曲を作り演奏しているようで、UK各地のフォーク・フェスティバルに精力的に出演しています。純粋なケルトというわけではなく、多文化の入り交じるイギリスらしいバンドだと思い目に留まりました。

Amazon MusicやBandcampなどのストリーミングサービスで配信されており、Brian Finneganばりのかっこいいティン・ホイッスル演奏がフューチャーされています。おそらくバンドのフルート奏者が演奏しているものと思われます。

YouTubeでもいくつか動画があがっているのでぜひ調べてみてください。

さてこのシーラ・ナ・ギグSheela na Gigという単語、もともとはアイルランドでもよく見られるケルトのある民間信仰と関わりがあります。それは彼らも意識しており、公式ページではバンドのロゴにも採用されているのですが、ちょっとここでは説明がはばかられる内容なので、興味のある方は検索してみてください。

公式ページ