【ストリーミングで見つけたケルト＆北欧トラッド系音楽 vol.19】Vindonia“Vi”

2022年1月19日

ライター：hatao

ケルトの笛のhataoが、ストリーミングサービスで見つけた興味深いケルト＆北欧トラッドをご紹介する連載。

新譜・旧譜問わず、良いなと思ったものを選びます。

Vindonia“Vi”

第19回目はハープ・歌・ヴァイオリンによる北欧音楽トリオ Vindonia“Vi”です。

Vindoniaはスウェーデン人歌手のLise Enochsson、スウェーデン・ヤムトランド地方のスタイルによるフィドル奏者のKarin Blom、ケルティック・ハープ奏者Susan Syversonからなるトリオです。

2014年にトリオとしての音楽活動を開始、2015年の北米ツアーを成功させ、2018年に本作“Vi”を完成させました。

本作品は語りかけるように自然な発声のLiseのヴォーカルと、歌を包み込む柔らかなハープ、フィドルが、美しい北欧の響きを表現しています。

歌詞がついたポルスカやワルツといったダンス曲も収録しており、美しさ、優しさだけではない深みがあるアルバムとなっています。

北欧音楽では珍しい、ハープが入ったトリオとしてもおすすめしたい作品です。