ライター:オンラインショップ 店長:上岡
店長は滋賀に住んでおりますので、関西空港ってのはめちゃくちゃ遠いんです。
なので、関空発が朝9時半。よく言われているように海外旅行の場合は3時間ぐらい前には空港に着いておこう、のモットーに従おうと電車を調べても、その時間には着けないということがわかりました。とりあえず、始発に乗って7時過ぎに関空に着くようにがんばります。
ちなみに店長はTHE夜型人間ですので、始発ってのは寝る前に家を出るという印象。実際、気合い入れて早くベッドに行き過ぎたせいで、夜中12時には目が覚めて、絵に描いたような睡眠不足のまま出発します。
まあ、空港に着くのが多少遅れても問題ないという印象はあったのと、始発で行ってるんだから遅れたって文句言われる筋合いはない(もちろん誰も言いませんし、その場合は前乗りせいっ)、と半ば開き直り気味にずけずけ進みます。早めに京都駅に着いたけど、関空行き特急みたいなののチケット発券が朝の5時からなので待ったりして、その後は車内でぼけーっとしてるうちに関空に着きました。
出遅れたことで荷物を預けるのに結構な行列を待つことにはなりましたが、とはいえ日本ですから、何かあっても日本語が通じるのがいいところ。無事に搭乗できました。
余談ですが、90年代のごきげんなSF映画「フィフス・エレメント」という映画で、飛行機(というか宇宙船)に搭乗した人たちが、極小カプセルホテルみたいなスペースに押し込まれるんですが、お客さんが横になった途端、何かしら睡眠スプレーか噴射されてコテンと寝ちゃうんです。で、目的地が近づいたら起こされる、みたいな。どうか、どうかその技術を使ってください、と毎回思っています。(店長は公共交通機関では寝れない人間)
ちなみに、今回は去年の疲労度を考えて、旅行の前にたくさんのYouTuberさんの長距離フライトを快適に過ごすためのコツとか、持っていったら便利なグッズなんかを調べちゃいました(今まではTHE自己流)。
そこで、長距離フライト用に10を超えるアイテムを装備していったんですが、着圧ソックスとマッサージボール以外はほとんど(ぼくには)不要だったので、次回からは持っていかないことを心に決めました。(ただ、旅行系の素敵なYouTuberさんをたくさん見つけられたのでよかったです!)
そんなこんなで、げっそりしながらもドイツのミュンヘン空港に降り立ちました。
そういえば入国審査の紙とかは配られなかったし、ただの乗り継ぎなのでドイツ(EU)には入国しない扱いなのかしら、なんて、ぼーっとした頭で歩いていたら、ガラッガラでほとんど窓口の開いてない「Passport Control(入国審査)」って書かれた不思議なゾーンがありました。他にほとんど人がいないので、「こんにちわ!ここのブースはなんですのん?」みたいなノリでお兄さんに話しかけたら、当たり前ながらちゃんとした入国審査の場所でした。(大変失礼しました)
滞在先情報はおろか、パスポートすらカバンにしまっていたので、慌てて取り出しました。お待たせしてごめんね、スタッフのおにいさん。
そんなわけで、とても時間をかけてしまいましたが、ぼくのあとに並んでる人もいない、ポツンとした空間で入国審査を終えられたので、よかったような気もします。
ちなみに、アメリカの友人のアドバイスで、入国審査の時は対応してくださるスタッフの方に元気よく挨拶して、ハキハキ答え、愛想よくするのがいい、と教えてもらってからは、絶対にそれを守るようにしています。(個人的な感覚ですが、すごく効果があると思います)
さあ、いざドイツの空港で乗り継ぎでございます!
フランスの小ネタ「ペットボトルのフタが取れん」
飛行機に乗ってしばらくすると、おしぼりとペットボトルの水なんかが配られたりしますよね。
今回はドイツ系の飛行機に乗らせてもらったので、水がもう硬水だわ、なんて思ってたんですが、それより不思議に思ったことがありました。
それは、ペットボトルのフタを開け終わっているのに、取れないんですよ、くっついて。
あれかな、飛行機の中でフタ落としたら転がって行って、周りの方のこともあるから拾えなくなることもあるし、その配慮かな、なんて思っていました。
その後、ドイツの空港に着いた後に水を買ったんですが、こっちのフタも取れないでやんの…。なんなんだろう、おっちょこちょいな人が多くて、みんな落とすから、ヨーロッパではつないであげてるのかな、なんて適当に思ってたんですが、友だちに聞くところによると「ペットボトルのフタをボトルと一体化することを義務付ける法律」が2024年にできたんだそうです。
これは、外れたフタをポイポイ捨てちゃう人が多い、そしてそのフタを野生動物が飲み込んで事故につながることも多いってことで、環境的な面からそういう法律ができたそうです。
なんか、おっちょこちょいが多いから、とか舐めたことを考えてしまって、すみません…という気分になりましたとさ。