フィドルが取り持つ縁:松井ゆみ子

ライター:松井ゆみ子

まずは今取り組んでいる宿題曲。

hataoさんの韓国でのライヴで演奏されているドニゴールのチューンです。

“Gusty’s Frolics” Sean Keaneの演奏

※ドニゴール・フィドラーのCiaran Tourish (元Altan)の映像を入れたかったのですが、少し古くて状態が今いち。音はちゃんとしていますので、ご興味のある方はぜひ聴いてみてください!テレビの音楽番組で、プレゼンターはフィドラーのパディ・グラッキンです。日本のみなさまには馴染みの深いショーン・キーンの演奏を。彼なりにドニゴール流を意識したような演奏している気が。

hataoさんの韓国ライヴで共演されたフィドラー、ミンジョンさんとメールのやりとりをしたばかり。彼女とは去年、Glentiesで開催されたフィドル・ウィークエンドで知り合いました。凄腕が集結しているセッションを見つけて窓越しに眺めていたら、ひとりのアジア人女性が涼しい顔で一緒に演奏しているのを発見。かっこいいなぁ。それがミンジョンさんでした。

流暢な日本語を話し、メールも日本語!

おまけに以前、今のわたしの家の近くに住んでいたことがあったそうで、マークの従姉妹が長らく続けていた”オープンハウス”(自宅を開放して、大人からこどもまでが楽しむトラッドセッション)に参加していたと聞き、さらにびっくり!まさしく、わたしがフィドルを始めるきっかけになった場所です。世の中狭すぎ・大爆笑

当時わたしはまだニューブリッジ(カウンティ・キルデア)に住んでいたので、オープンハウスには、たまに参加する程度だったのでニアミスしていたのでしょうね。

今ヴィレッジで一緒に演奏する仲間たちの多くはオープンハウスで楽器を学んできた、いわば旧友。そこにミンジョンさんも加わった気がしています。

hataoさんから、ミンジョンさんのフィドルは力強いと聞いていましたが、それを涼しげに弾きこなすのが彼女のすごいところだと思います。彼女は彼女で、hataoさんの演奏がしっかりしていて頼り甲斐があった、と言っていました。いいなぁ、ミュージシャン同士のコミュニケーション!

ミンジョンさんとはまた秋にグレンティーズのフィドルウィークエンドで再会します。今は韓国から頻繁にドニゴールに通ってブラッシュアップを続けているのが素晴らしい。以前はわたしも日本とアイルランドを年に数回行き来していましたけれど、もう無理だわ。ずっとここにいられることに日々感謝しております。フィドルを弾ける&学べる機会を無駄にしたらバチが当たる。そんな気持ちもこめて精進しております。

今は「練習する」という気持ちはほぼなくなり「楽しいから弾きたい」に変わったところですが、これからどうなっていくのかな??

ドニゴールフィドルのサマースクールやワークショップに通い始めて今年3年目。オーガナイザーも講師陣ももちろん、生徒たちもリピーターが多いので再会する楽しみが増えました。

ニューヨークから通ってくる人、オランダ、ドイツ、スペインetc イングランドからの参加者が多いのは少し意外でした。が、アイリッシュ系というのがポイントかな。

わたしも最初は「日本から?」と遠方組に思われますが「スライゴーから」で一気に「近くていいねーー」と大ウケ。

ミンジョンさんから「サマースクールでたくさん学んで、秋に一緒のセッションで弾けたらいいですね」と背中押されていて、大きな励みになっております。が、実現は来年かなーー?? ミンジョンさんたちの演奏、うしろの方で聴くのも大きな勉強なので。

フィドルを始めたことで、同じ目的を持つ仲間たちと楽しみを共有することができるようになったのは、想定外の喜びです。

そもそもセッションで誰かと演奏するような日がくるなんて考えてもいなかったのです。

わたしの人生の大半は、音楽と寄り添って生きてきましたけれど、今は音楽のなかに住んでいる気分。

7月は地元スライゴーのサマースクールに参加。

フィドル弾きまくって、パブに入り浸って飲んで喋って、楽しみすぎ〜〜

そしてそこでひとつ、新たな出会いが約束されているので詳細は来月!