【第10回:おうちでセッション】アメリカ・カナダとケルトのこじつけ旅行記


出典 pixabay

店長は前回のケルト旅で、大きな間違いをひとつ犯したんです。

それは、持って行く荷物量を見誤ったこと。

ネットとか調べて「これは必要」というものをリストアップ、それに加えて、あったら良さげなもの、普段から使っているものなんかを入れて行ったんですが、結局お土産を買ったら、店長のささやかなトランクケースには入りきらず、イギリスのヤマト運輸で日本に大量に荷物を送り返すと言うミステイクをしましたんで、今回はすごくすごく厳選して荷物を選びました。

ネットに書いてる「これは必要」リストの当てにならなさを痛感したので、きちんと本当にいるものリストを前の旅行のあとに作っていた(ことは忘れていましたが、発見した)ので、我ながら真面目な性格なんだなぁと自画自賛。

まぁ前回の3分の1ぐらいの荷物で臨んだんですが、その結果、楽器の入る余地はゼロになっちゃったわけです。

とはいえ、なんといっても店長が泊まらせていただいているのはフルートの先生のご自宅です。

4歳の頃からぼくにフルートを教えているわけなんで「あんた、フルート貸したげるから、あとこの楽譜、はい、吹いて」みたいな、この先生と生徒時代みたいな懐かしい感じ。

久しぶりに銀色フルートを吹きます。

ギターのお兄さんは当たり前ですが、ギター持ってきてますから、ギターと一緒に、あとフルートの先生はピアノやらウクレレを弾いて、ちょっとしたセッションというか、クラシックの初見大会(はじめて見る楽譜で合わせてみる遊び)がはじまります。

そのうち、楽しくなってきて、じゃあぼくこの曲歌いたいから伴奏してください、とか私も歌う!とか、ギターの生伴奏をフル活用して音楽たっぷりの夜を過ごしました。

ちなみに時間は夜の9時過ぎ、窓は全開、でもお隣さんまではそれなりに距離があるから、全くもって気にする必要はなし…(ここは天国でしょうか)

あぁ、アメリカ万歳!と心から感じた瞬間でした。

やっぱり音楽は楽しいね。