【店長、ケルトの国へ行く】第39回:21日目 アンネの日記を見た日記【ちょっぴり贅沢な…】

ライター:オンラインショップ 店長:上岡

ケルトの国へ行くシリーズについて
オンラインショップ店長の上岡さんが2017年にケルトの国々を旅した時の「旅行体験記」です!

今日から関西国際空港に向けてのフライトがスタートします。

「のんきな旅」がモットーだったので、HISで飛行機の予約をした時に「安ければ乗り換え時間が長くても全然問題ないですよー」と伝えていたところ、下記のようなプランになりました。

ブルターニュ・ブレスト空港(昼すぎ発)

シャルル・ド・ゴール空港(パリ 乗り換え3時間)

スキポール空港(アムステルダム 乗り換え… 21時間)

関西国際空港

あれ、アムステルダムの乗り換え時間、まったりしすぎじゃね?と、出発の直前に気づきまして、思わぬアムステルダム観光が可能なスケジュールになりました。

海外旅行をする時によく言われるように「出発の3時間前には空港に」を守って、ブレスト空港に到着です。(10時過ぎ)

さっそく予約票をチケットに替えてもらおうとブースに行ったら、まさかの11時オープン…だと?

まじで?空港だぜここ。

開いてないものは仕方ないので、カフェによったら超美味しそうなリンゴのタルトがあったので、クロワッサン&コーヒーとあわせて、ちょっぴり贅沢に朝食をいただきます。

その後、無事にチケットをゲット、スーツケースを預けて身軽になりました。

フランス国内便(パリ行き)なので、出国審査もなくサクッと乗り込み、サクッと到着。

シャルル・ド・ゴール空港に着きましたが、さすがに市内に出向く時間はないので、空港内で過ごします。

なんだか生ハムがおいしそうなお店があったので、ちょい早いけど、昼食にします。

生ハムとチーズ、パンにガーリックたっぷりのトマトソース、ついでに焼きパプリカのバルサミコソース添えを注文して、ちょっぴり贅沢なランチをいただきます。(ん?)

次はフランスからオランダに向かう飛行機なので、出国審査をしてから、サクッと離陸、サクッと到着。

さて、アムステルダムに戻ってきました。

入国手続きをする気満々だったんですが、フツーに自動ドアから出られてしまい、ちょっとびっくり。

あとで調べたら、EUのいくつかの国での移動には入国手続きがいらないんだとか。

なんだか不法入国したみたいな気分になって、ちょっとハラハラしてしまいました。

この町で1泊するわけですが、フライト的にはフランス→日本のくくりなので、ここではスーツケースは返してくれません。(着替えレス)

そんなわけで身軽なまんまササっとホテルにチェックインして、すぐに外出です。(ちょっとでも長く観光したい)

前々からアムステルダムを訪れたら、ぜひとも行きたいと思っていたアンネ・フランクの生家(博物館)に到着です。

このあたりかな?と思ったところに、驚異的な行列ができていましたが、旅の間に「待ち慣れ」していたのでのんびり並んだところ、30分ほどで入館できました。

かなりシステマチックになっている館内に入ると、日本語の音声ガイドを貸し出してくれて、全解説が苦もなくわかりました。

というか、もう本当に素晴らしい博物館で、あまりに感動して気分がしんみりしてしまいました。(店長はこのあたりの歴史が好きなのです)

閉館ギリギリに見終えたので、夜の町をホテルに向かって歩き始めます。

と思っていたら、市内に張り巡らされた運河が、夜灯に照らされてめちゃくちゃキレイ!

なんだか「ついに観光地に来た!」という実感が湧いて、もうホテルに帰る気がすっかりなくなってしまいました。

適当に町をブラついているとすごいおいしそうな匂いをただよわせていたステーキ屋さんがあったので、すかさず入店。

スペアリブとガーリックバターパンとポテトと、ちょっぴり贅沢なディナーをいただきます。(んん?)

なんだかんだ、夜中過ぎまで歩き回ってアムステルダムの夜を大いに満喫。

帰ってすぐに就寝しましたとさ。

それにしてもいい町だね、アムステルダム。